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[過去のセミナー]2023/6/22 先発医薬品対後発医薬品の最新係争事例をふまえた先発メーカーの後発対策

※本セミナーは2023年4月21日(金)に予定されておりましたが、6月22日に変更となりました。

~ピタバスタチン製剤事件~
~差止請求で先発が勝訴するも、損害賠償と無効審判で後発が大逆転~

【ピタバスタチン製剤事件】後発品に狙いを定めた巧妙な特許戦略により、先発が特許を潰されることなく後発品の差止に成功しました。しかしその後、多額の損害賠償を求める先発のさらなる攻勢に対して、後発側が粘り強く無効の主張を重ねた結果、特許無効が認められ、後発の大逆転劇となりました。

本講座では、ピタバスタチン製剤事件における差止・損害賠償請求、無効審判のポイントと重要論点を解説し、これを踏まえて先発メーカーの後発対策・後発メーカーの先発対策について検討します。
当セミナー講師による、最新のコンテンツです。ご期待ください! 

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【セミナー講演内容】
1.イントロダクション
 1.1 最近の先発対後発の対峙の状況
 1.2 特許無効審判と侵害訴訟
 1.3 ピタバスタチン製剤事件の背景
    ・特許第5190159号について
    ・出願の時期、早期審査を利用した権利化、後発品を狙った発明
    ・時系列による事件のまとめ
 
2.差止請求訴訟と無効審判1・2<先発の勝訴>
 2.1 地裁判決(2017/9/29判決 平成27年(ワ)30872)
    ・重要論点(先使用権)
 2.2 高裁判決(2018/4/4判決 平成29年(ネ)10090)
    ・上告不受理(2019/2/14決定)
 2.3 無効審判1・2
    ・無効審判1(2020/9/18審決 無効2018-800092)
    ・無効審判2(2021/1/7審決 無効2019-800029)
 
3.損害賠償請求訴訟と無効審判3<後発の逆転>
 3.1 訴訟提起~地裁判決まで
    ・4つの損害賠償請求と請求額
 3.2 地裁判決(2022/3/24判決 平成30年(ワ)17586他)
    ・サポート要件
 3.3 高裁判決(2022/9/21判決 令和4年(ネ)10052)
    ・進歩性
 3.4 無効審判3(2023/1/24審決 無効2020-800121)
         ・進歩性、サポート要件
 
4.考察と実務上の指針
 4.1 差止・損賠ともに先発が勝訴したマキサカルシトール事件との比較
 4.2 先使用権、進歩性、サポート要件
 4.3 先発メーカーの後発対策と後発メーカーの先発対策
 
5.まとめとQ&A

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