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エスキューブ知財ニュース2024年11月号をお届けします。
エスキューブ知財ニュースは、知財実務に直結する制度や改正法の情報に関する「今月のヘッドライン」と、医薬品分野のトピックに関する「医薬品知財情報アップデート」等の構成にて毎月発行の予定です。
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[1] 今月のヘッドライン:医薬品特許資産規模ランキング2024 トップ3はロシュ、メルク、ファイザー
[2] 医薬品知財情報アップデート
■GSKがコロナワクチン特許を侵害しているとしてモデルナを提訴
■ブライトパス・バイオ、「CAR発現免疫細胞を含む細胞集団の製造方法」に関する特許査定を受領
■サンバイオ、SB623を用いた慢性期脳梗塞の細胞治療に関する米国特許が成立
[3] 医薬品審決情報
[4] 先発対後発医薬品の特許係争最前線
[5] セミナー情報
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[1] 今月のヘッドライン:医薬品特許資産規模ランキング2024 トップ3はロシュ、メルク、ファイザー
株式会社パテント・リザルトは「医薬品業界」の特許を対象に、特許資産を質と量の両面から総合評価した「医薬品業界 特許資産規模ランキング2024」をまとめました。
2023年4月1日から2024年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行った結果、1位 ロシュ(スイス)、2位 メルク(独)、3位 ファイザー(米)と発表しました。
▼詳しくは「【医薬品】特許資産規模ランキング2024」(ニュースリリース)をご覧ください。
https://www.patentresult.co.jp/ranking/scale/2024/medical.html
[2] 医薬品知財情報アップデート
■GSKがコロナワクチン特許を侵害しているとしてモデルナを提訴
英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は、新型コロナウイルスワクチンの「スパイクバックス」とRSウイルスワクチン「mResvia」のメッセンジャーRNA技術に関して保有する特許権を、モデルナが侵害しているとして、損害賠償を求めて米国連邦裁判所に提訴しました。
▼詳しくは「コロナワクチン特許侵害と提訴、英GSKが米モデルナ相手取り」(ロイターニュース)をご覧ください。
https://jp.reuters.com/world/us/APVROPMXUVI5FLYJDA54M6WZCI-2024-10-16/
■ブライトパス・バイオ、「CAR発現免疫細胞を含む細胞集団の製造方法」に関する特許査定を受領
ブライトパス・バイオ株式会社は開発中のBP2301に関して、出願していた特許出願(特願2021-535434、以下「本特許」)が、日本特許庁から特許査定の通知を受けたことを公表しました。
本特許は、人工的に作製された抗原提示細胞を用いるCAR-T細胞の製造方法に関する特許です。
▼詳しくは「「CAR発現免疫細胞を含む細胞集団の製造方法」に関する特許査定通知受領のお知らせ」(ニュースリリース)をご覧ください。
https://www.brightpathbio.com/news/img/5e5cda23990fab9896dbab9460795d3c6eb6ae17.pdf
■サンバイオ、SB623を用いた慢性期脳梗塞の細胞治療に関する米国での特許が成立
サンバイオ株式会社は、10月30日、主要開発品SB623(一般名:バンデフィテムセル)の慢性期脳梗塞における米国特許出願が、2024年10月22日に成立したことを公表しました。
今回の特許取得により、米国におけるSB623の慢性期脳梗塞治療に対する用途特許の期間が大幅に延長したと発表しています。
▼詳しくは「主要開発品SB623を用いた慢性期脳梗塞の細胞治療に関する米国での特許の成立のお知らせ」(ニュースリリース)をご覧ください。
https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/20241030505949/
[3] 医薬品審決情報
リンク付きファイルはこちら
[4] 先発対後発医薬品の特許係争最前線
弊社が注目する先発対後発医薬品の無効審判、判定請求、侵害訴訟の情報を気まぐれにアップデートしていきます。
今月は判定請求情報です。
リンク付きファイルはこちら
[5] セミナー情報
★受付中のセミナー:2024年11月27日開催(日本ガイシ株式会社主催)
医薬品開発における結晶多形研究の最新知見『医薬品特許戦略における結晶多形とその世界動向』
医薬品開発において、結晶多形は晶析原理の科学的検証が不十分な反面、薬効を含め重要な課題として捉えられています。さらに、世界の製薬企業においては、昨今、工業所有権に絡む係争が多発しています。そこで、今回は世界の医薬品特許戦略における結晶多形と現状について特別講演いたします。
詳細・お申込はこちらから!
★開催報告:2024年10月29日開催(情報機構主催)
パテントリンケージの基礎、世界・日本の現状・動向・課題
~エリブリンメシル酸塩事件でパテントリンケージの課題や行政手続きの盲点が突如クローズアップ。
2024年夏、厚労省が制度改善に向けて動き出し、日本のパテントリンケージは大きな転換期へ~
先発対後発の競争における位置づけや世界の動向を紹介しつつ、パテントリンケージについて講演しました。
お集まりいただいた皆様ありがとうございました。
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